このプロジェクトは開始当時からスウェーデン、ノルウェー、ドイツの連帯支援組織 (LO-TCO, LO Norway 及び FES) 並びにスウェーデンの加盟諸組織のIFメタル、Pappers(製紙労組)、Unionen、ノルウェーの加盟組織のFellesforbundet、ドイツの加盟組織IGBCEからの資金援助を受けています。
このプロジェクトのグローバルレベルの活動は、グローバルキャンペーンコンサルタント兼コーディネーターがプロジェクト担当オフィサーとの密接な協力の下、本部レベルで遂行しています。アジア太平洋地域及び南米地域の2地域にはそれぞれ1名づつフルタイムのコーディネーターがおり、タイとペルーを拠点にフィールド活動を展開しています。 三人目の地域コーディネーターとしてサハラ砂漠以南アフリカ地域のキャンペーン担当者を近いうちに任命できれば、と期待しています。
このプロジェクトでは、西欧諸国(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン及びオランダ)のICEM加盟組織から派遣される契約・派遣労働専門家の組合活動家数人と密接に連携した活動も展開しています。これらの労働組合活動家たちは契約及び派遣労働問題への対応について現場での経験を提供する形でプロジェクトを支援しています。また、彼らは世界各国で開催されるナショナルレベル、地域レベル及びグローバルレベルのセミナーやワークショップに参加し、様々なインプットを直接提供する形でプロジェクトを支援しています。
ICEMのキャンペーンの一部として、過去、様々な活動が組織され、また、今後も組織される予定です。これらはナショナルレベル及び国際レベルにおいて開催されるミーティング、セミナー、ワークショップ及び会議などです。これまでに各国において契約及び派遣労働問題に取り組んでいる労働組合活動家の情報交換と相互連絡接触を目的に3回グローバルレベルの会議を開催しました。
第一回契約及び派遣労働グローバル会議は2004年9月に、第二回会議は2005年9月、第三回会議は2007年7月に開催されました。2005年以降、殆どすべてのICEM産業部会会議及び執行委員会において何らかの形で契約及び派遣労働問題を議題の中で取り上げています。もちろん、キャンペーンの日常的活動の面では契約及び派遣労働問題に直面している労働組合に支援や実践的連帯を提供する形態の活動が多く、ICEMのネットワークを活用する活動が中心となっています。従って、契約及び派遣労働問題に関連する活動はICEMの日常活動に不可欠な取り組みとなっています。
ICEM契約及び派遣労働キャンペーンの全体目標は以下の通りです。
ベストプラクティス(最善慣行)を交換することは上述の3レベルすべてにおいて重要なことです。このICEMプロジェクトは可能な限り多くの模範事例を収集し、加盟組織やその他の労働組合が互いに学ぶことが出来るように、それらの事例を広範に流布することを主要目標の一つに挙げています。このような事例はICEM契約及び派遣労働問題手引書に要約しています。

Jørgen Juul Rasmussen, General Secretary, Danish Union of Electricians (Dansk El-Forbund): "We take the employers’ organisation to court".